かねてから一度食べてみたいと思っていたものがある。
「奇跡のりんご」で知られる木村秋則氏監修の無農薬・無肥料・除草剤不使用の自然栽培米「朝日」である。
「朝日」は日本で唯一の在来種だそうである。
白米も売っているのだが筆者が買ったのは玄米。
この木村式栽培米の玄米は「玄米特有の食べづらさがない」と評判だったのでどんなものだろうかと気になった。
夜の間に鍋で水に浸しておいて、あくる朝炊く。
玄米食というと「発芽させて栄養価を増す」などというスタイルもあるが、筆者は普通に炊いて食べるだけだ。
もちろん炊飯器で炊いてもよいのだが、筆者は炊飯器を持っていないので鍋で炊いている。
鍋で炊いた「朝日」を食べると、玄米特有の硬さが残る。筆者はもとより硬めのごはんが好きなのでガンガン食べているが、玄米が苦手だという人をこの「鍋炊き朝日」で改心させることはできないだろう。みなさんには炊飯器の使用をおすすめしたい。
本当は「玄米断食」をやろうと思っていたのだが賞味期限の短い食材が冷蔵庫に残っているから、と結局おかずをつけてしまっている。
しかし玄米に脂っこいおかずやたくさんのおかずは合わないように思うので、自然と粗食気味になる。
もち米と交配していないためさっぱりしており、食後の倦怠感がないのは喜ばしい点である。