フラワーエッセンス フィンドホーン「エロス」を使った効果・感想

 フィンドホーンフラワーエッセンスの「エロス」というアイテムを現在 使用中である。

そのままスポイトで舌に落とすか、水などに入れて飲むエキスである。

 

スコットランド北部の「フィンドホーン」という共同体で栽培された花を原材料として作られている。

芸能人がメディアで愛用品として紹介していることも度々あるそうなので知名度はすでにあるのかもしれない。

 

 

女性性を高めるエッセンスであり、「飲用してからパートナーとより仲良くなった」などの体験談が多いようなので現在パートナーがおらず、出会いの機会のない筆者には関係ないものだと長い間スルーしていた。

 

しかし「肌がキレイになる、若返る」「イライラしにくくなる」「異性に関わらず人間関係が良くなる」といった多方面な作用があると目にし、気になって購入した。

 

 

筆者はたまにこういったフラワーエッセンスやスプレーなどの「スピリチュアルアイテム」に区分されるものを試すことがある。

こういうものに対して「効いた! 効かない! インチキだ!」ときびしく審判しないようにしているが、あとから思い返しても「まったく効果がなかったな」としか思えないアイテムもある。スプレー系は効果が感じられたことがないと思う。

 

フラワーエッセンスに関してはいままで「作用はあるが、持続性がない」「このまま継続して飲もうと思えるほどのインパクトがない」という印象であった。

 

 

エロスを使ってどうだったかについて書いていこう。

 

まず、オンラインショップで注文した直後に「自分に厳しすぎ」という言葉が思い浮かんだ。それで、今回のエロスはまず自分の内面に働きかけることになるだろうと直感した。

 

届いたのはある日の夕方で、飲用したあと眠気、だるさを感じて20分くらいの仮眠を三回とった。

 

翌朝起きると「頭の右側だけが痛い」という初体験のタイプの頭痛があった。

家に「ソマチッド」というなにかと体にいいミネラルウォーターがあることを思い出し、飲むと知らない間に痛みがおさまり安心したが、翌日も軽い頭痛があった。

風邪っぽくはなかったのでエロスによる反応ではないかと思った。おそらく波動調整ではないか。

 

ちょうど強くストレスを感じる仕事がある時期だったので、「エロス」で気分がましにならないだろうかという淡い期待があったのだが2日飲んだ時点でなんのポジティブな作用も感じられず、薬ではないのだから迅速でわかりやすい効果が起こるわけではないと理解していながら八つ当たりじみた気分になってしまった。

 

3日目にもくだんの「ストレスを感じる仕事」の続きがあるはずだった。しかし一緒にその現場まで行く予定の人がなぜがぐずぐずしていたので思いきって「今日は休ませてもらわない?」と提案してみた。

 

すると思いがけず、その人が「今日に限らず二度と行きたくない」と強く主張し、あれよあれよという間にもうその件に関わらなくてもいいことになった。

 

その仕事というのが、数年前に知り合いから「やってみないか」と持ちかけられたがいろいろなタイミングの悪さが重なり結局できなかった仕事と似ていて、妙な因縁を感じていた。

 

その当時、鼻先にぶら下げられながらも結局できなかった仕事に対して「あの時やっていればよいことがあったのでは」といった後悔が長年尾を引いていたのだが、いま似たような仕事をやってみてすぐに「向いてない」とわかった。

 

数年前より大人になった今でさえ耐えられないのだから当時の未熟な自分ならもっと辛く感じてすぐにやめてしまったんじゃないか、それどころか「せっかく来てもらったけどあなたには無理だね」と向こうから適性のなさを見抜かれて断られていた可能性さえあると思った。

 

長年執着になっていたことに別の視点が持て、すぐにそれと縁を切ることができたというのはエロスの作用によるものだろうか?

 

思いがけずいやな仕事に行かずにすみ、時間ができたその日、別の雑用をいくつかこなしているとどっと体の疲れを感じた。

「いくらなんでもこれくらいのことで疲れるなんて変だ」と思い、とりあえず「エロス」を飲んでみたらわずかに疲れが軽減された気がした。

 

数日前に頭痛がすぐおさまったことを思い出しソマチッドを飲んだ後、眠気を感じ仮眠をとった。30分後くらいに目覚めたら期待したより疲労が消えてしまっていた。

そういえば「ストレスな仕事」はいつもより肉体的にもハードだったと気がついた。

嫌なのをこらえて出向いていたら仕事中にふらふらになってしまっただろう。

 

 

また翌日。

 

筆者は「目的のない散歩」が苦手でいつもならしないのだが、体が自然と動くといった感じで外に出ていた。

長年暮らして飽き飽きしている街の様子を視野に入れず、ただ秋の午後のまぶしい日の光だけを感じて歩いていた。

 

 

この2年ほど気持ちが弱っていて「支えてくれるパートナーが必要」という気持ちが高まっており、そのため「エロス」に興味を惹かれたところもあるのだが、この数日の経過により「パートナーなんかより自由が何より自分には大切」と強く思った。

 

「エロス」の恋愛・パートナーシップに作用するというメッセージとは逆の方向に舵を切ったことに少々驚いたが、すべてを断ち切って自由になりたい、と思った。

 

ふと空に目をやると小さな雲がわずかに浮かぶ青空をたった一羽で飛ぶ鳥の姿が見えて、普段なら自然の生き物に自分を重ねるといったことはしないのだが「あれは私」と感じた。

 

家に向かって歩いていると神に両脇を抱えられて「一段上」に持ち上げられるというビジョンが浮かんだ。

 

自分の家に入ると出かける時と何も変わらない部屋がいつもよりすこしよく感じられた。部屋にあるものをゆっくりと見渡し、「もうすぐお別れ」「もうすぐお別れ」「もうすぐお別れ」という言葉がなんども頭に浮かんだ。

 

 

そのまた翌日には朝から二度ほどエロスをとったがずっといらいら鬱々しておりなにもしたくない。昨日のように散歩に出てみても見飽きた景色にひたすらむしゃくしゃした。生理直前のせいだ、と家に帰りスポイトにたっぷり採ったエロスを四回分冷たい水に入れて飲むと、いらいらも鬱々も晴れやる気、集中力が出た。

夜中にもおなじくらいエロスを水に入れ飲んでみたが、軽くいらいらした。常に同じ作用が期待できるわけではない。

 

その他の気づいたことをここで列挙すると、

・この4日ほど毎日人からお菓子をもらえる。「エロスをとると人から親切にしてもらえる」という口コミがよくあるが筆者の場合親切の象徴がお菓子なのだろうか。

・ほっぺたの手触りがつるつるしており、手の甲のきめが細かくなってきた気がする。全身が一気に若返りはしないようだ。

 

 

上に、仕事がらみで数年こだわっていたことで違う視点を得た話を書いたが、「いままでと違う視点で動ける」と感じることがほかにもある。

 

筆者の散歩嫌いもすでに述べた通りだが、この3日ほど短い時間だが毎日散歩に出かけている。「散歩?つまらない」といつもなら腰が重くなるところをごちゃごちゃ言わずにさっさと体が動く感じだ。

住み続けた街に飽き飽きしているのだが、まだ通ったことのないルートを探そうともしていないのに勝手に見つけて歩いていける感じである。

 

苦手としていたことができるということでまだあるのが「深い呼吸ができる」ということである。

いつの間にか浅い呼吸が当たり前になっていて、意識的に深く呼吸しようとしてもつっかえるようなぎこちなさがあったのだが、おとついくらいから山の上でキレイな空気でも吸っているかのように「すううーー」と気持ちのよい呼吸をしていることが増えた。

 

もうひとつは「イメージング」である。ありありとポジティブなイメージをするのが願望実現のこつ、と皆さんも聞いたことがあると思う。

筆者も子供の頃はそういった都合の良いイメージの中で遊ぶことが得意だったのだが、長じるにつれ謎の抵抗がかかってイメージができなくなっていた。

ところがなぜか「気楽に、無意識が抵抗感を出さないようなイメージの仕方、言葉の使い方」のアイデアがすぐに浮かんで子供のように楽しくやってみることができるのだ。

 

あと、家がなぜがいつもより広く感じる。「自分のオーラが広くなったから」などと考えてみたが、よく似ているがすこし違う多次元宇宙に移行したのではないかなどと考えた方が面白い。