筆者が現在使っている財布はDakotaという日本ブランドの牛革長財布である。
色は茶色で隅っこに小さくロゴが入っている。
一見地味な財布だが、よく見ればそのロゴは金運アップによいモチーフとされる馬蹄をかたどっており、また、ジッパーの持ち手部分(正しくは「引き手」「スライダー」などの名称があるらしい)は古くから縁起がいいとされるひょうたんデザインとなっており、縁起をかついでデザインされたことがわかる。
中身の布は焦茶色なので3年使った現在でさえ、まじまじと見ても汚れは全くわからない。
しかし表側の牛革は傷がたくさん入っている。そういった傷もレザーの味であるともいえる。
どこも壊れても破れてもいないので使おうと思えばまだ数年使えるだろう。購入価格は1万円なのでコストパフォーマンスに優れた財布といえる。
この「フォンス」という財布です。
開運アクション
ところで筆者はこの財布を使い始める前に「財布に数万円入れてすぐに使わず北の方角に休ませておく」という開運アクションを試したので、今回はその結果の報告である。
(運勢アップを期待してやることを総称して「開運アクション」と個人的には呼んでいる)
ちなみに筆者が財布に入れた金額は5万円ちょっと、である。小銭もあるだけ入れたと記憶する。
そして貰い物の「縁起良さげな黄色い袋」に財布を入れたのだが、何なのか知らないまま使っていたこの袋、いま検索したところ京都にある「御金神社」で授かれる福包み守りというお守りであった。
この財布は1ヶ月と数日寝かせた。当時「生活費用の財布」を使い分けていたため、すぐに新品の財布をおろす必要がなかったのだ。
筆者の金運は上がったのか?
そしてこの財布を3年使いつづけた現在、どうなっているかというとまず間違いなく3年前よりはお金に困っていない。
3年前はさまざまな支払いをしたら手元にお金が残らない、という状況だったが、現在は少額ずつだが毎月貯金やつみたてNISAができるようになっている。
「財布の(運気的な)寿命は1年」とする説もあるが、筆者はじわじわと月日を重ねるごとに金運アップを感じているし、なんなら3年経った今も続いていると思える。
はじめの1年目は「お金がまったくない時が少なくなってきた」という感覚、2年目は「さまざまな支払いをしたあとでも銀行に残高がある。知らない間に毎月貯金が増えていた」と気がついた。
3年目の現在は「無駄遣いを見直してうまく節約し、貯金しよう。数年後のことまで考えて計画的にお金を遣おう」と考えるようになった。長期的な考え方ができるようになったのは「いつも多少はお金がある」状態だからこそである。
財布とお金の法則は本当か?
財布には法則があるという。
まずひとつめ。財布ははじめに入れた金額をキープするといわれている。筆者は上に述べたようにはじめに5万円入れたのだが、確かになんだかんだで財布に5万円くらい入っていることが多かった。最高金額は6万円だった。
そして「財布の購入金額の200倍が年収になる」ともいわれている。これも上に述べたように筆者の財布は1万円。法則を当てはめるなら年収200万円になるはずだが、こちらは全然当てはまっていない。
なので、現在のところ「財布は本体の値段より最初に入れる金額が重要なのではないか」というのが筆者の仮説である。