個人的に熊本はなんとなく元気になれるパワフルなものを感じられる土地で、好きなのでたまに行く。
「神龍八大龍王神社」は金運をはじめ商売繁盛、水難防止、子孫繁栄、家運隆盛といったご利益があるとのこと。
この神社に参拝するなら先に「福蛇の袴」なるお守りをいただくのがマストのようだ。神社ではなく「きくち観光物産館」で授かることができる。
ネットではきくち観光物産館のほかに「龍龍館(ロンロンかん)」でもいただけると書いてあるが、「菊池観光協会」のインフォメーションには「菊池市ではきくち観光物産館のみで販売しています」と明記されているので、もし「龍龍館」のほうでいただきたいという方がいれば、念のために事前に問い合わせたほうがいいかもしれない。
「福蛇の袴」お守りと「神龍八大龍王神社」は必ずセットで、お守りは参拝より先に買うべし、と聞いていたので、神社でなにかお守りにパワーを入れる儀式的なことでもするのだろうかと思っていたが、通常の参拝をする以外に特にやるべきことはなかった。無人のちいさな神社なのである。
お守りの裏面によると「財布に納めると金運を招く神秘の力を授かる」とのこと。
神社専用の駐車場はなく、民間の駐車場もちかくに見当たらなかったが、神社の前の5台くらいは停められるスペースが実質駐車場として使われていた。
この日は筆者の他に8人くらいしか参拝客はいなかったが、それでも「ぎゅうぎゅう」に見えるくらいちいさな境内であった。
しかし、参拝客は、拝礼が済んだ後もベンチに腰掛け数珠を手に目を閉じている男性や、自由に持ち帰れる祝詞を書いた紙を見ながら熱心に祝詞を繰り返している3人組の女性客などみな熱心だった。
「食べ物のおそなえは持ち帰るように」との注意書きを無視しておにぎりなどが供えたままになっていたのはいかがなものかと思った。
参拝後、龍王神の影響か。
よく神社参拝後に仕事が決まった!などの開運エピソードを語る人がいるが、筆者はかつて神社参拝でそういった効果を感じたことがなく、この日も身近なひとびとや最近我が家に来た猫の健康を願っただけなのだが、この「神龍八大龍王神社」を参拝したあとにちょっと「福蛇の袴の影響?」と思ってしまったことがある。
このブログにも書いたことがあるように、筆者はこの数年茶色の長財布を使用しており、まだしばらく使うつもりでいたのだが、参拝して3日後に財布を買い換えようと思い立った。
今年の6月は「開運日」とされる日が多いと知り、「開運日に合わせて財布を使い始めよう!」と筆者にしてはめずらしい盛り上がりを見せ新しい財布をネット注文した。
これが金色を基調としたヘビ皮の長財布、といういままで落ち着いた茶色の財布を使っていた人間の選ぶものとは思えない財布だったのである。
ちなみに「福蛇の袴」お守りは「きくち観光物産館」と八大龍王神社のHPのふたつの窓口から通販も可能。
参考:菊池観光協会
八大龍王神社(現金書留もしくは郵送代金引換で「福蛇の袴」の注文可能)
きくち観光物産館(ネット通販では「福蛇の袴」の発送可能日が限定されている。実店舗では常に購入可能)