大分県中津市にある「薦(こも)神社」は大貞八幡宮の別名でもよばれる、平安時代に創建されたとされる由緒ある神社。
「国内有数のパワースポット」と称される宇佐神宮の元宮である。
むかしは薦神社の三角池(みすみいけ)に生える「マコモ」を使って宇佐神宮のお神輿におさめる御神体を作っていたとのこと。
また、江戸時代初期の様式でつくられた国指定重要文化財の神門や、1860年台に改築された西門の欄間が残されているなど、建築的にもみどころのある神社である。
おととしの8月に来たときには三角池にびっしりとマコモが生えているのを見られたが、毎年しっかりと刈り取るのだろうか、1月の今はマコモは生えていなかった。
その三角池には朱い鳥居がそびえたっている。
池そのものが御神体なのだそうだ。
おととし参拝したときには、三角池には人っ子ひとりおらず、ゆったり池を眺められたものだが、今回は三角池を写真におさめんとする人々が次々と途切れることなく立ち現れた。
YouTubeで話題になっているそうだ。
薦神社では常時地域猫の世話をしているようで、授与所のまわりに猫用の茶碗が置きっぱなしになっている。
「授与所から猫が飛び出してくることがある」という旨の張り紙もあった。
以前きた時は参拝客の足元で平然とごろごろしている猫がいたが、いまは寒いせいか全然姿を見かけなかった。
帰りがけにトイレ付近を猛ダッシュする猫を1匹だけ見かけた。
ところで筆者はこのごろ神社参拝のあとに頭痛がすることがよくある気がしている。
今回、薦神社からの帰りにも頭が痛くなり、これまで人生でしたことがないほどのすごいしかめっつらになってしまった。
ネット検索してみると、「神社参拝のあとの頭痛やその他の体調不良」は多くの人が経験があり、また、その理由も諸説あるようだったが、いい意味だと「神社の良い気にあたったから」という場合があるようだ。
そういうことなら喜んでよさそうだが、念のために悪い意味の場合を参照すると「ジャージ・スウェットといっただらしない格好での参拝」「心掛けが悪い」と具合が悪くなることがあるそうだ。
筆者はさすがにジャージでは参拝していない。しかし、もしかすると「ワークマン」を着て行ったのがいけなかったのかもしれない。
できるだけ早くフォーマルスーツを買い揃えたいと思う。
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