先日久しぶりに大型書店に立ち寄ったところ、「ブックサンタ」というチャリティーイベントが行われていることを知った。
NPO法人「チャリティーサンタ」が2017年からはじめた取り組みで、さまざまな事情により困難な状況にある家庭のこどもに本をプレゼントするというものである。
本を贈る対象年齢は小学生・中学生・高校生・幼児。
寄付の受付は多くの書店で12月24日までとなっている。
集まった本はクリスマスに贈られる予定だが、間に合わない場合はこどもの誕生日に贈られるとのこと。
今年2023年の時点で1683店舗の書店がこの取り組みに賛同しており、「ブックサンタ」の公式サイトで確認すると、各都道府県にすくなくとも一軒は参加店がある。
寄付の仕方
1.実店舗で選ぶ
「チャリティーサンタ」参加店で贈りたい本を自分で選び、レジの店員に「ブックサンタに参加したい」旨をつたえて本の代金を支払う。選んだ本は本屋で預かり、ボランティア組織によりクリスマスにこどもたちに贈られる。
2.オンラインショップで選ぶ
「ブックサンタオンライン書店」から贈りたい本を選んで、代金を支払う。
本のラインナップは400タイトルと少ないが、ブックサンタのサポーターと事務局の推薦により厳選されたものとのこと。
実店舗でたくさん選ばれるベストセラー本などは意図的に外してあるそうだ。
そしてもうひとつの注目はパン屋さん「アンデルセン」とのコラボ企画。
12月25日までに「アンデルセン」で対象のシュトレンを買うと売上の1パーセントがチャリティーサンタの「ルドルフ基金」に寄付されるとのこと。(50店舗で開催)
www.andersen.co.jp「アンデルセンのヒュッゲクリスマス」のページよりチャリティーの概要を見られる。