広島県立美術館「ナイトミュージアム」に行ってきた

このはてなブログをはじめて3年にもなるというのに、まだ「どこかに行ったら写真を撮る」習慣がつかない筆者である。

なのでサムネイル写真の1枚もないのだが、「ナイトミュージアム イン 広島県立美術館」というイベントを見に広島県立美術館へ行った。路面電車を降りてすぐのところにある立地のよい美術館である。

 

この「ナイトミュージアム」は、普段は閉館時間である夜の美術館に入ることができるという、それだけでもロマンチックな香りのするイベント。開演前にはシャンパンなどのウェルカムドリンクが振る舞われるのも洒落ている。

 

来年2024年の3月まではほぼ毎月(2024年の1月は開催予定がない)行われるので、まだまだ参加が可能である。

 

普段一般の来場者は乗れない、アート作品をのせて運ぶためのエスカレーターに特別に乗って会場となる階まで移動した。

 

内容は役者さんの一人芝居で、広島県立美術館所蔵のアーティストの生涯のエピソードを語り聞かせるものであるが、その演出方法がひねられていて、夜中にひとり美術館内を巡回する警備員が、アートに魅了されるあまり、今はなきアーティストの霊に憑依され、警備員の口を借りてアーティストみずからがその生涯を語り尽くすというテイである。

 

イベント終了後は常設展を観覧することもできるほか、希望者は役者さんとの記念撮影も可能。スタッフの方が撮影してくれるのでスマホの待ち受け画面が恥ずかしいやつの人などは気をつけよう。

ダリのポストカードと缶バッチ(毎回同じものかは定かではないが、筆者の時は3種類の缶バッチから選ばせてもらえた)のプレゼントももらえた。

 

筆者が見たのは「ナイトミュージアム イン 広島県立美術館 」だがこのほかひろしま美術館による「ひろしまナイトミュージアム -日本画版-」や福山城でおこなわれる「福山ナイトキャッスル」というシリーズも開催されている。

 

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