雑巾掛けが続いている

異様に早起きできる日が続いた。1ヶ月や2ヶ月ではないかもしれない。

 

早く起きれはするものの、体が疲れていたり全然眠気がさめなかったりとなにをできるでもないコンディションだったのだが、早起きが続くうちになぜということもなく「普通」「好調といっても可」の体調で目覚められるようになってきた。

 

すると、「せっかく早く起きたのだから雑巾掛けでもするか」という気になった。

雑巾掛けくらいならうるさく物音をたてるような作業ではないから近隣の睡眠妨害にならないですむはずだ、という消去法である。

 

ばりばり勉強、もしくは仕事、という気力はなかったこともある。

雑巾掛けなら手足だけ動かせばすむ、「綺麗な部屋」という成果がえられる。

 

はじめたばかりの頃はほんとうにかったるかった。寝室の床を水拭きしたらもうなにもしたくない。

毎日「きょうはやらなくていいか…」といいたくなるが、歯磨きと同じで続けているうちに「面倒臭いがやらないと気持ち悪い」くらいのものになってくるから、寝室の床だけでいいから、と自分を騙し騙しつづけていた。

 

そのうち机もたまには磨くか、今日は窓もざっと磨いとくか、とすこしやる気のある日が出てきた。

 

窓掃除は、内側はともかく外側が難しい。外に出て拭ける窓であればもちろん難しいことはないが、それができない場所に設置されている窓なのだ。

 

しかしせめて手の届く範囲だけでも…と「ざっくり」という感じに拭いてみた。

 

最初は拭き後の残る汚い窓になってしまったが、黄砂とか雨で汚れている窓よりはマシになった… と牛歩の歩みで部屋がきれいになっていった。

 

水拭きでじゅうぶん、やるだけまし、と念仏のように唱えながら日々掃除していたが、ついに「次のステップ」にすすみたいという意欲まで出てきた。

 

「ツヤが欲しい」

 

そう、水拭きだけでは床にツヤが全然出ないことに気がついてしまったのだ。

「どこにでも使える安全な洗剤」の導入である。

 

いままでに何度も使ったことのある洗剤だったので効果は知っていたが、久しぶりに使うとやはり違う。

床も窓もドアノブも、まるで材質がかわったかのようにつるつるである。

清潔そのものの手触りだ。

 

俄然楽しくなってきた。いい加減にささっと拭いてさえつるつるになるが、勿体ないのでごしごしちゃんと拭く。

 

寝室だけにとどまらずトイレにまで手を伸ばし始めた。はじめは便器と水道タンク、窓とテイッシュホルダーだけ、今は電気のスイッチ、ドアノブと壁、床も毎日磨いている。

 

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