国民年金支払い免除手続きはたった一回で済みます

国民年金機構のホームページによると、現在の国民年金保険料は月額16,540円です。

2019年度の金額より2020年度は133円アップしたそうです。

 

収入が少なく、とても国民年金を支払えない/支払いたくないという人も少なくないと思います。

 

しかし、免除手続きが面倒臭いと放置している方もいらっしゃるでしょう。

 

2015年から免除申請が簡素化されました

f:id:x203c:20210112150242j:plain

どの程度世間に知れ渡っているのかわかりませんが、実は2015年からシステムが変更となり、一度国民年金の「全額免除」または「納付猶予」を申請し承認された人は、翌年度以降も自動的に同じ内容で申請手続きが行われるようになりました。

 

従来は毎年度免除申請の手続きを行わなければなりませんでしたが、いまはたった一度申請して承認されればことが済むわけです。

 

いま私の手元にある国民年金機構からダウンロードした「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」の記入例から抜粋します。

 

「継続希望1.」においては、全額免除または納付猶予の承認を受けた場合、翌年度以降も引き続き全額免除または納付猶予の申請を希望するものです。(希望した場合は、翌年度以降に改めて申請を行う必要はありません)

 

 

「安定収入がなく支払いが厳しいが手続きが苦手で放置している」といった人も、たった一度で済む…と考えてがんばって市役所まで行きましょう!

なお、申請には基礎年金番号と顔写真付きの身分証明書が求められます。

 

 (国民年金機構のホームページから申請書類をダウンロードし、郵送で手続きすることもできます。宛先はお住まいの地域の年金事務所ですので住所を個別に調べる必要があります)