年末年始はAmazonプライムビデオでちょくちょく映画を見た。
夜中に一人で視聴する習慣なので、ホラーやサスペンスといった怖いもの、気が重くなりそうなものは除外した。
そういうわけでジャンルが偏っているが、実際に見て面白かった作品を選定した。
イーグルVSシャーク
最近ではヒトラーを題材にした「ジョジョ・ラビット」がヒットした、日本でも人気のタイカ・ワイティティの監督デビュー作品。
2007年製作・日本では劇場未公開だったのだが、配信で見られるようになった。
バイト先で嫌われ者のリリーが、変なオタク青年ジャロッドに恋をした。
意外と体当たりでグイグイいくリリーとジャロッドは交際を開始するが、ジャロッドはある復讐のことしか頭にない。
主にジャロッドのせいですれ違うふたりの恋の結末は…?
ボーイ
こちらもタイカ・ワイティティ監督による2010年制作のコメディ映画。
ワイティティ監督が幼少期に過ごしたニュージーランドのギズボーンが舞台となっており、監督自ら父親役を演じている。
本国ニュージーランドでは興行収入のトップに躍り出たヒット作だそうである。
1984年のギズボーン、マオリ語で生活する主人公「ボーイ」はマイケルジャクソンに憧れている。
母は弟を産んですぐ亡くなり、祖母のもとで弟や妹たちと暮らしている。
祖母が葬式のために家を空けることになり、長男のボーイはひとりできょうだいの面倒を見なければならない。
そんな時、突然父が仲間を連れて我が家に帰ってきた!
マイケルジャクソンみたいにカッコいい父にひたすら憧れるボーイだったが、徐々に父の化けの皮がはがれはじめる…。
ガンズ・アキンボ
「ハリーポッター」シリーズで人気を博したダニエル・ラドクリフが主役を務めるアクションコメディ。
日本では2021年に公開されており、最近の作品である。
ゲームアプリ製作会社に勤めるプログラマーのマイルズは、弱気でなにをやっても冴えないオタク青年。会社じゃマッチョな上司にいじめられ、素敵なガールフレンドに振られてしまった。
日課は実際の殺し合いをライブ配信するゲーム「スキズム」に口汚いコメントを送りまくること。なんのリスクもないうさばらし…のつもりが住所を割り出され、むりやり殺人ゲームのプレイヤーに参加させられてしまう。
「ガンズ・アキンボ」監督・脚本のジェイソン・レイ・ハウデンもタイカ・ワイティティ監督と同じくニュージーランド出身だそうである。思わぬところが偏っている。